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バイオガスの利用

固定価格買取制度がある現状においては、事業の採算性を高めるためにはバイオガスを発電に利用することが基本的には好ましいものとなります。しかし、バイオガスはその60%がメタンガスであり、都市ガスに近いため、その用途は発電機の燃料に限りません。バイオガスの利用方法としては以下が考えられます。

  1. 発電機の燃料
  2. ボイラーの燃料
  3. 車両の燃料
  4. 都市ガスとの混合

1,2については事例も多くありますが、3,4についてはまだ実証実験段階といえます。バイオガスの主成分はメタンガスですが、純粋なメタンガスではなく、二酸化炭素の他、微量の成分が混合されているため、車両の燃料や都市ガスと混合するためには精製しなくてはなりません。
また、精製装置を用意しなくてはならないことに加え、車両の燃料として使う場合にはガスを利用できる車両が必要となりますし、都市ガスの場合には近くに都市ガスの配管がなくてはならず、利用できる状況が限られています。

東京ガスおよび大阪ガスでは、バイオガス購入要領が定められており、この要領に沿ったガスに精製しなければ、都市ガスとしてガス会社に販売することはできません。
【参照】
東京ガス バイオガス購入要領
大阪ガス バイオガス購入要領

デンマーク等の海外においては、精製したバイオガスを都市ガスの配管に流し、ガスとして販売するという事例も多くあります。これはガスのFITに相当する制度があったり、導管費用負担が事業者側に求められていないなど、日本との政策上の違いも大きく影響しています。
日本においては送電系統に余力がないことが原因で、1.発電機の燃料として、バイオガスを利用することが難しいことも多く、別の利用方法を模索されることもあるようです。ですが、現時点においては収益性を求める場合には、3.車両の燃料や4.都市ガスとの混合を採用することはまず考えられません。前提となるインフラの充実、将来的な技術革新、単純な収益性以外に価値を見出す、といった別の条件が加わって初めて検討の余地が生まれるものと思われます。

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