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消化液の液肥利用

液肥利用の概要

消化液を排水処理しようとすると費用面で苦しいため、液肥として活用することがよく検討されます。消化液はアンモニア態窒素を含む即効性の肥料として有効なものですので、肥料としての利用は好ましいものです。
しかし、消化液の液肥利用にはいくつかの課題があり、時間をかけて1つずつ解決していく必要があります。以下では、代表的な課題を挙げます。

施肥する農地

まずなにより、メタン発酵消化液を液肥として利用するための農地が必要となります。バイオガス事業を行う事業者が農地を保有している場合には、大きな問題にはなりませんが、近隣農家に利用してもらう場合、使い慣れた肥料とは大きく異なるため、理解を得る必要があります。
また、バイオガスプラントにおいて発生する消化液は大量であり、適切に肥料として利用するためには広大な農地が必要となります。ご相談を受け、必要になるであろう農地の面積を試算した結果をお伝えすると、その広さに驚かれることが多くあります。

輸送・散布方法

意外と見落とされるのが消化液の輸送・散布です。大量の消化液を輸送し、散布するのは相当の労力を要します。北海道のように広大は牧草地へ散布するような場合には、写真のように大容量の車両で散布すればよいのですが、多くの場合にはそうはいきません。大型車が走れるような農道は少なく、多くの田などは圃場の状態からして小型車でないと入れません。(水田へ流し込む場合には圃場に車両が入る必要はありません。)
大量の消化液を各農地に輸送し、散布するためには、中間地点に貯留槽を設置するなど工夫が必要です。相当の人手を要することも考慮し、事前によく検討する必要があります。

貯留方法

消化液は年中発生しますが、施肥時期は年間でごく限られた日数でしかありません。そのため、消化液を肥料として利用する場合には貯留槽を建設する必要があります。場合によっては発酵槽以上に大きな設備となることもあります。
貯留槽を小さくするためには、施肥するタイミングが年間で複数回ある作物や複数種類の作物へ施肥することが望まれます。

 

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